2008年08月06日
赤かぼちゃ黄かぼちゃ
7月最後の週末、知人達と一緒に
瀬戸内海は香川県の直島(なおしま)に行って来ました。
クリックすると画像は大きくなります。
途中、岡山市内では久しぶりに路面電車に遭遇♪
フロントグラスの下には見覚えのあるイラストが…。
そう、これですよね。
もはや有名すぎて、もらってもあまり喜ばれない?(^_^;
岡山名物きび団子の桃太郎さんでした。
五味太郎さんのイラストがカワイイ♪
岡山市内では、もうひとつ見たことのないものが。
この路側帯の横の茶色いレーン。
その外に歩道があるので、これは自転車専用レーン。
確かに岡山市内を見ていると、自転車の数が多い(;゚-゚)
どうも広かった車道を幅狭くして、新設したようです。
歩道を自転車が条件付きで走れなくなって、
その対応がこれなんでしょうが、
京都市内みたいに車道をふらふら走る自転車にヒヤヒヤ
させられるより、よっぽど親切です(* ^ー゚)ノ
さて、玉野市は港のそばの宿で一泊。
窓から見える宇野港では夜中までフェリーが
ひっきりなしに港を出入りしてました。
聞くと、運送業のトラックなどは瀬戸大橋を渡るより
ずっと安く四国まで渡れるので、
夜中のフェリーはトラックだらけだそうです。
一夜明けて、早朝から行き来するフェリーを
宿の窓からパチリッ。ううっ、すでに熱気が…。
私たちは9:22発の直島行き四国フェリー乗船。
たった20分の航路ですが、
夏のきびしい日射しにとても上甲板に居続けることができず(^_^;、
エアコンの効いた屋内から、眩しく光る波間に浮かぶ
瀬戸内海の大小の島々を眺めていました。
直島の宮浦港では冒頭の赤南瓜の歓迎を受け、上陸。
車でまず「地中美術館」へ。
直島は小さな島ですが、
島まるごとベネッセの美術プロジェクト
http://www.naoshima-is.co.jp/concept/art/index.html
の舞台となっています。
よくご存じの方もいらっしゃると思うのですが、
見どころは、モネの「睡蓮」がある「地中美術館」
現代アートがたくさん飾ってある、「ベネッセハウス」
そして本村地区にある古民家を使った「家プロジェクト」。
ほとんどの建築に、安藤忠雄さんがかかわっています。
この日は見事なまでに夏空が広がり、
それでなくとも、ここのところの暑さに皆参っていたので、
街を歩く「家プロジェクト」は短めにし、
エアコンの効いた「地中美術館」と「ベネッセハウス」
の時間をゆったりとりました。
昨年の「真夏の伊勢神宮参りとおかげ横丁」での教訓を生かした
というわけです。
内部の様子をお見せしたいのですが、どちらも館内の写真撮影が禁止に
なっていたので、めぼしい写真がありません。
こちらのWebで少しだけ雰囲気を。http://www.chichu.jp/
私の方は、唯一、ベネッセハウスのレストランでいただいた
旬彩弁当の写真を…♪
これ、今回の旅行で一番美味でした。
あと、赤だしと茶碗蒸しがつきます。
私の場合、現代アートに対する知識は皆無(^^;
それぞれの作品に対して、確かに感じるものはあるものの、
それをどう、言葉で表現したらよいのか、全然わかりません。
作者の意図も解説を読んだところで、「ふ~ん…」状態(^^;
ただ、数年前に訪れた金沢の「21世紀美術館」の時も
そうだったのですが、
インパクトのある作品は、ずっと記憶に残ります。
今回、モネの「睡蓮」もよかったのですが、そういう意味で、
ジェームズ・タレルの「オープン・フィールド」
http://www.chichu.jp/j/works/
なんかはずっと意識の隅に生き続けるような気がします。
でも、この「地中美術館」、
絶対無理なのは分かっているのだけれど、
できれば一人で貸し切りで、時間を気にせずに観てみたい。
と、思います。ちょっと怖い気もしますが…。
もしかして、オフシーズンの平日なら可能性がなきにしもあらず。
今回のこの直島という小島。
ベネッセのプロジェクトがなければ、
本当に小さな「ただの島」(失礼)
「夏休みにおじいちゃんおばあちゃんところへ帰ってきた」
的な雰囲気の田舎です。
きれいな海水浴場もあります。
まわりの瀬戸内の海は、本当に素晴らしい景色が広がります。
私の地元の海岸の、
スコーン!と何もなく水平線まで見渡せる海も気持ちよいですが、
この瀬戸内の大小の島々が浮かぶ景色というものは、
奥行き感があってどこの場所から眺めても絵になります。
この日は見事に真っ白な入道雲が湧きだして、
空の青とのコントラストが抜群でした。
機会があれば、ぜひ一度行ってみてください。
で、これ。黄かぼちゃ。
草間彌生さんの作品「南瓜」です。
う~ん…
またまた、
テニスのテの字も出てこない記事を作ってしまった(^_^;
次はぜひ。