2006年08月21日
闘志と冷静さと…
今日の午後のテニス行きの出鼻をくじかれたのは、そう、
甲子園の決勝戦でした。
それにしても駒苫の田中君、早実の斎藤君。
なんという技術の凄さとメンタルの強さでしょう!(体力は言うまでもなく)
決勝戦まで勝ち上がってきた両チームの打撃力は、並大抵ではないはずなのに、ものの見事にピンチを切り抜ける。
見ている方は、どうしても高校球児の、どこかまだ成熟していない少年達の精神的な脆さや心のスキが招く、センチメンタルな結末を予想してみたり、どこかそれを望んでみたりしているところがあるような気がします。
実際この試合、そのような場面はいくつもあったわけですが、この両ピッチャーに関する限り、失投による失点でさえも、「想定内」とでも言っているかのように感じさせられます。
このふたり、斎藤フェデラーと、田中ナダルの決勝戦のように思えてきます。
団体競技なのに、まるで個人戦を戦っているかのように…。
明日(今日)、決勝戦の再試合!
外野の芝の上ではなく、内野の土の上で対戦している両投手。
田中ナダル、有利か!?
「んー、テニスでいうなら2人は『同い年のフェデラーとナダル』ってイメージじゃない?!」って。
でもワタシのタイプとしてはやっぱり王子様系なんだなぁ。(笑)
どっちも素晴らしいけど 斎藤クン、がんばれっ。
よい勝負でしたね~
しかし、高校生とは思えぬ精神力!
ピンチにも顔色が変わらない・最速がでちゃう・・・斉藤クン
ハンカチ王子は今日も凄かったですね~
そうですかぁ、私とおんなじ事を考えている人がいたとは、世間は狭い。笑。
王子様系…もう今日は朝からワイドショーは斎藤君一色でしたね。となれば、ひがみとは言わずとも、田中君を応援したくなる男も山ほど居たはず。笑。
しかし、結果は斎藤君の完勝でしたね。
彼らの今後が楽しみです。
でも、あの二人は、いい友達になりそうな気がします。
◇なんだみゃ~さん。
やっぱり、「斎藤クン」かぁ…笑。
今回はもう、仕方ないですね。田中君、引き立て役にまわっちゃったけど、5年後は君の時代だよ!
と、言いたいデス。
それにしても、あの斎藤君は、鍛え上げた身体の上に、本当に無駄のない身体の「使い方」を身につけているんでしょうね。
あんだけ連投して壊れないのは、完成されたフォームにあると思います。この先、へたにいじられておかしくならないことを祈るばかりです。
そして、あの精神力。何か達観している気配さえ漂います。
今年の夏の甲子園は、ホントに面白かったですね。
さあ、明日からコートでハンカチ王子をできるひと、手を挙げて!
先だってからテニス休業中の身になった息子は、ちょっとした燃え尽き気分の夏休みの中、ワタシと一緒に昨日の決勝戦を観てました。
さすがにコートでハンカチ王子に変身する気はなさそうでしたが(笑)、「オレ、今度試合する時はあの人みたいに冷静にゲームメイクしてみたいな。かっこいい・・・。」等とつぶやいてました。
万事にわたってお気楽そうな彼ですが、斎藤君達の戦う姿を見て、何か響くものがあったようです。
いやあ、息子さんの言葉、いいお話ですね。
私なんかのレベルで言うのもなんですが、是非ステップアップして頑張って欲しいです。
以前のブログにも書きましたが、私はずっと試合中に感情を出して、自分を鼓舞するのがいいと考え、かえって自滅をしてしまうパターンに陥っていました。
「インナーゲーム」という本を読んでから、冷静に自分と対話をしながら、ゲームをできるようになった(とまではまだ、言えませんが…笑。)ような気がします。
でも、あの大舞台ですからね。斎藤君、やはり大したものです。