2006年08月21日
闘志と冷静さと…
今日の午後のテニス行きの出鼻をくじかれたのは、そう、
甲子園の決勝戦でした。
それにしても駒苫の田中君、早実の斎藤君。
なんという技術の凄さとメンタルの強さでしょう!(体力は言うまでもなく)
決勝戦まで勝ち上がってきた両チームの打撃力は、並大抵ではないはずなのに、ものの見事にピンチを切り抜ける。
見ている方は、どうしても高校球児の、どこかまだ成熟していない少年達の精神的な脆さや心のスキが招く、センチメンタルな結末を予想してみたり、どこかそれを望んでみたりしているところがあるような気がします。
実際この試合、そのような場面はいくつもあったわけですが、この両ピッチャーに関する限り、失投による失点でさえも、「想定内」とでも言っているかのように感じさせられます。
このふたり、斎藤フェデラーと、田中ナダルの決勝戦のように思えてきます。
団体競技なのに、まるで個人戦を戦っているかのように…。
明日(今日)、決勝戦の再試合!
外野の芝の上ではなく、内野の土の上で対戦している両投手。
田中ナダル、有利か!?