2006年09月21日
青いハンカチのご利益は?
5月から続いていた、トーナメント敗退が決まりました。
いえ、テニスではなく、野球の話です。
6月、7月の記事に書いていた、ロータリークラブの野球大会、9月16日に3回戦と準々決勝がありました。
3回戦で福井・敦賀RCに7-0で圧勝したものの、準々決勝では福岡・久留米北RCに0-4で完敗してしまい、今年の野球はこれで終わりました。
この試合は接戦が予想されたため、私はゲン担ぎに写真の中に写っている青いハンカチをおしりのポケットに入れて試合に臨みました。
ところが、大体においてゲンというのは普段から習慣になっている行為を言うのであって、こんな、ウケを狙った安直なゲンは、なんの効果もありませんでした。
そう、効果がないどころか初回、なんでもないセカンドゴロをお手玉してしまい、痛い先制点を相手に与えてしまいました。
今まで雨のために未消化の試合がたて込んでいたため、この日は5回までで試合終了という特別ルールになり、この先制点がチーム全体に重くのしかかり、焦りを呼ぶことに…。
相手の投手、決して直球が早いわけではないのですが、ドロ~~ンとゆっくり曲がってくるカーブにみんな手こずってしまい、さすがの強力打線も凡打の山を築いていきました。
そうなんです。うちのチームは若い頃の甲子園経験者もおり、早い球にはめっぽう強い。3回戦では、外野を越えていく大飛球がポンポン飛んでいきました。
ところが、この緩い球、ホームベースに届かないような球にみんな手を出して空振りやボテボテの内野ゴロ。反対に、その速度差からさほど早くもない直球に食い込まれて、外野に飛んでも定位置にしか届かない凡フライばかり。
終わってみれば、信じられないことにノーヒットに抑え込まれてしまいました。
テニスとおんなじです。
ゆっくりの球は打ちにくい。
自分で迎えにいって、ミート出来ずにカス当たり。
フォームを崩して、ポイントがバラバラ。
ゆったり構えて、しっかり引きつけてからミートすればいいのは分かっているけれど、
焦りがあると、ついつい力が入って振り回す…。
「いつでも打てる!」という侮りが、余計に焦りを増幅させる…。
まあでも、
今年は結局、付け焼き刃のハンカチ王子にはなれなかったけれど、テニスにはない団体競技の一体感、熱といった感覚を初めて存分に楽しめた甲子園でした。
甲子園の土は、いつか優勝できたら、持って帰ることにします。(言うだけ言っておきます。笑)
来年になっても、まだブログを続けていたら、また甲子園ネタが復活すると思います。
また読んでやってくださいね。
おまけ・その1。
「本番に強い人は準備&ゲン担ぎも周到-本番に強い人・弱い人」
テニスに直接関係ありませんが…。
直接、サイトへリンクしてます。
おまけ・その2。
写真の甲子園カレー。
独特の風味があって、大変美味でした。
バックネット裏通路あたりの食堂で食しました。
ちょっと味は違うけど、レトルトの甲子園カレーもなかなかイケてます。
機会があれば、是非ご賞味ください。
明後日23日は「テニスの日」。
明晩、鈴鹿へ出発です。
久しく勝っていない、郡市対抗トーナメントの1回戦。
チームメイトとともに、頑張ってきます。